2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19500002
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
西関 隆夫 Tohoku University, 大学院・情報科学研究科, 教授 (80005545)
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Keywords | アルゴリズム理論 / 離散構造 / 設計自動化 / グラフ描画 / VLSI設計 |
Research Abstract |
VLSI配置・配線問題に対する従来のほとんどの手法はヒューリスティックであり, 解が存在するにもかかわらず解を見つけられなかったり, 解を見つけても最適解とは限らない. これに対し, 本研究ではグラフ描画の分野で培われてきた手法を応用して, 解が存在する限り必ず解を見つけ, しかも最適な解を見つけることが理論的に保障されたアルゴリズムを与えた. 面積指定8角形描画というまったく新しい描画形式を導入することにより, モジュール間の隣接要求ばかりでなく各モジュールの面積要求も正確に満足する配置が求まることを示した. 最大次数が3以下の直並列グラフに対し, 折れ曲り最小な直交描画を求めるアルゴリズムを開発した. 与えられた直並列グラフの平面への埋め込みを固定しておらず, 全ての埋め込みの中で折れ曲り数が最小なものを求めることができるところに特徴があり, 実用的利点にもなっている. 内部三角化平面グラフの格子直線描画で, 各辺を対角線とする長方形の内部に点がないような描画を見つける効率のよいアルゴリズムの開発に成功した.
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Research Products
(7 results)