2008 Fiscal Year Annual Research Report
プロセッサアダプティブ命令レベル並列化コンパイラに関する研究
Project/Area Number |
19500024
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Research Institution | The University of Electro-Communications |
Principal Investigator |
曽和 将容 The University of Electro-Communications, 大学院・情報システム学研究科, 教授 (00008567)
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Keywords | コンパイラ / 並列化 / キュープロセッサ / 単一代入規則 |
Research Abstract |
この研究以前には並列キューコンピュータ用のコンパイラの構成方法が明らかではなく、当然のことながらコンパイラはなかった。本研究では、C言語プログラムを並列キューコンピュータ用アセンブリ言語プログラムに変換することを目的としてコンパイラの開発を行った。本年度は昨年度設計したコンパイラフレームワーク(rQコンパイラ)のデバックと,最適化,並列化,標準化,アダプティブ化をはかることを目標に研究を続けた。しかしながら、標準化やアダプティブ化をはかるためには、これまでのコンパイラ構成法や構造では困難なことがわかったので、これまでのrQコンパイラをもとにSSAコンパイラを新しく開発した。SSAコンパイラは最適化を容易にするために、単一代入規則を基本にしたコンパイラである。コンパイラは成功裏に完成し、ここに共通変数除去最適化をほどこし最適化の容易さとその性能向上を確認した。
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Research Products
(4 results)