2008 Fiscal Year Annual Research Report
計算機の内部構造・動作を可視化するビジュアルシミュレータの開発と評価
Project/Area Number |
19500044
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
今井 慈郎 Kagawa University, 総合情報センター, 准教授 (40141931)
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Keywords | 計算機アーキテクチャ教育支援 / 計算機シミュレータ / 計算機の内部構造と動作の可視化 / 組込みメイル機能 / 非同期型情報共有 / Webベース教育支援ツール / 実践的教育による機能評価 / Javaによる実装 |
Research Abstract |
昨年度の特記すべき成果である情報処理学会と電子情報通信学会への論文採録を受けて,2ヵ年計画の研究で目指していた目標の半分以上を効率良く達成できた.本年度は,上記の昨年度実績を受けて,プロトタイプの機能充実,指導者・研究者との情報交換,プロトタイプを拡張・機能充実させた教育ツール(アーキテクチャ教育用e-Learning環境)の国内外への広報活動を中心に行った. 本年度の研究成果として,以下の述べる国際会議での6件の発表,国内研究会での1件の発表,および国内外の研究者からの共同研究の提案などである.国際会議発表:7月ウィーン開催ED-MEDIA2008にて2件,10月フライブルグ開催ICWI2008にて2件(補助金にて出張),12月ウィーン開催iawtic2008にて1件(補助金にて出張),3月リスボン開催CSEDUにて1件.国内研究会発表:3月香川大開催信学会ET研究会にて1件.具体的実績(広報効果)として,次の2件を例示する.まず国内では,岡山大学からの共同研究の申し出があった.また,国際会議発表において,研究内容に興味を持った海外研究者との共同研究合意があった。前者は,これまでの論文発表効果であり,次年度に向けて,科研費補助金申請を行いつつ,共同研究準備を始めている.一方,後者は,補助金での出張.発表の成果であり,ICWI2008において報告者発表時の座長でもあったスタンフォード大学Bebo White教授と,次年度米国学術雑誌への共著論文投稿を実現すべく共同研究をスタートさせたいと考えている.
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Research Products
(5 results)