2008 Fiscal Year Annual Research Report
ユーザー監視に基づく計算機ディスプレイ電力管理技術の開発
Project/Area Number |
19500049
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Research Institution | Fukuoka University |
Principal Investigator |
V.G Moshnyaga Fukuoka University, 工学部, 教授 (40243050)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鶴田 直之 福岡大学, 工学部, 教授 (60227478)
末次 正 福岡大学, 工学部, 准教授 (60279255)
橋本 浩二 福岡大学, 工学部, 助教 (40412572)
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Keywords | 消費エネルギー / ディスプレイ / ユーザー監視 / 電力管理 |
Research Abstract |
本年度には、19年度に明らかになるアルゴリズムを用いて、プロトタイプハードウェアの構築、LSI設計、製造、評価などを行った。提案技術の効果を実証した。 1.アーキテクチャの開発ここでは、ユーザーの振る舞いと視線監視アルゴリズムに基づいて画像入力装置、ノイズフィルタ装置、ユーザー検出装置、瞳検出装置、メモリ・アドレッシング装置、実行制御装置を開発した。また、ハードウェア記述言語による動作レベルのシミュレーションを行い、その性能評価した。同様に、バックライト輝度調整電源電圧のコントローラの構築をした。あわせてコントローラの構成部品について、消費エネルギー削減技術の調査・研究を実施した。 2.プロトタイプLSI回路設計・製造プロトタイプLSIは製造するとともに、テストボードを試作し、評価を行った。FPGAチップを用いた回路実装・検証を経て、VDECによる半導体試作サービスを利用してコントローラチップを設計・試作する。同時に、設計回路で期待される消費エネルギー削減効果を評価するために、モニターコントローラ基板設計および実際のPCへの組み込みを行う。 3.実験評価上記開システムを試作し、動作精度、タイミング、消費エネルギーを現在のモニター電力管理システム比較し、提案する技術の有効性を確認する。様々な動作モードにおけるコンピュータシステムの消費エネルギー量を計測し、既存スキームとの比較実験を実現した。
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