2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19500050
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
JIANG Xiaohong Tohoku University, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (00345654)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀口 進 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60143012)
井口 寧 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学センター, 准教授 (90293406)
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Keywords | スイッチ / エフーキャスト / 光クロスコネクト / マルチキャスト / バンヤンネットワーク |
Research Abstract |
我々の2007年の研究目標は以下に示す通りである. 1.我々はこれまでにバンヤン型アーキテクチャおよび方向性結合器製造技術に基づく光スイッチネットワークに関する研究を行ってきた.我々は一般fキャストトラフィック(f=1のときユニキャストトラフィック,f=Nのときマルチキャストトラフィック)をサポートするスイッチネットワークの性能の研究を行った.特に,我々は一般fキャスト・光スイッチネットワークのノンブロッキング条件を決定する最適な構成の提案を行った。 2.マルチlog2Nネットワーク関して,近年F.K.Hwangは一般fキャストトラフィックに対する解析を行い,信号がスイッチの入力部分と中間部分のスイッチ素子が光信号をファンアウト可能であるときにfキャストStrictノンブロッキングとなる条件を示した.これに対し,我々は光スイッチ素子で構成した場合に問題となるノードブロッキングと電気スイッチ素子で構成した場合に問題となるリンクブロッキングの両方について,マルチlog2Nがfキャストrearrangeableノンブロッキングとなる要件を研究した.この研究では,我々はファンアウトに関して1)制約無し,2)入力部分のスイッチ素子にファンアウト機能が無い,3)中間部分のスイッチ素子にファンアウト機能が無い,という3種類の場合について解析を行った. 3.ネットワークの動的修復(AR)技術は,我々が提案したWDM光ネットワークにおいて性能要求と修復時間との間に適切なトレードオフを持ち,かつ特定のサバイバブルを保証する全く新しい光パス修復技術である.我々は,このARを基盤とした光ネットワークに対して,総合的な性能解析を行った.特に我々は,複数の予備経路が連携可能な場合に,通信経路が故障に対する通信経路修復率のモデル化を行うために,これまでにない解析構造の提案を行った.
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Research Products
(4 results)