2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19500050
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
JIANG Xiaohong Tohoku University, 大学院・情報科学研究科, 准教授 (00345654)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀口 進 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60143012)
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Keywords | スイッチ / エフーキャスト / 光クロスコネクト / マルチキャスト / バンヤンネットワーク / 光バッファ |
Research Abstract |
我々の2008年の研究目標は以下に示す通りである. 1. マルチlog_2Nネットワーク関して, 近年F. K. Hwangは一般fキャストトラフィックに対する解析を行い, 信号がスイッチの入力部分と中間部分のスイッチ素子が光信号をファンアウト可能であるときにfキャストstrictノンブロッキングとなる条件を示した. これに対し, 我々は光スイッチ素子で構成した場合に問題となるノードブロッキングと電気スイッチ素子で構成した場合に問題となるリンクブロッキングの両方について, マルチlog_2Nがfキャストrearrangeableノンブロッキングとなる要件を研究した. この研究では, 我々はファンアウトに関して1) 制約無し, 2) 入力部分のスイッチ素子にファンアウト機能が無い, 3) 中間部分のスイッチ素子にファンアウト機能が無い, という3種類の場合について解析を行った. 2. アレイ導波路回折格子(AWG)技術に基づいたスイッチに関して, 我々は0(1)の高速ルーティングを可能とする自己ルーティング設計方式について研究を行い, これまでにないAWG技術に基づく自己ルーティングスイッチ構成方式の提案を行った. 提案構成方式は並列高速経路制御を可能とし, 波長-波長, 波長-ファイバの異なる2つのリクエストモデルに対してノンブロッキングを保証することが可能である. また, 従来の構成法についてブロッキング特性, ハードウェアコスト, クロストーク性能について比較分析を行った. 3. 光バッファリングは光ネットワークの競合解決のための基盤技術である. 現在の光バッファリングは主に光ファイバ遅延線交換(SDL)を用いて専用入出力バッファキューを構成するための技術が注目されている. 我々は, 光フィードバックSDLに基づいた先入れ先出し(FIFO)共有光バッファキューの設計方式について研究を行った. 具体的には, SDLを用いた1入力2出力の共有バッファキューの構成方法を明らかにし, さらにより一般的なN入力2出力に拡大し, 構成方式の構成方法を明らかにした.
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Research Products
(4 results)