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2007 Fiscal Year Annual Research Report

Webアーカイブにおけるストリームマイニングに関する研究

Research Project

Project/Area Number 19500098
Research InstitutionNanzan University

Principal Investigator

河野 浩之  Nanzan University, 数理情報学部, 教授 (70224813)

Keywordsデジタルアーカイブ / コンテンツ流通 / 評判モデル / ピアツーピアシステム
Research Abstract

「研究の目的」に述べたように,官民をあげたデジタルコンテンツ保存のための取組みが,世界各国で開始されている.特に,多様性の高い膨大なデジタルコンテンツが氾濫する状況下において,どのような基準でコンテンツを収集し保存するための資源を割り当てるべきかという問題は重要である.そこで,「研究実施計画」において記したように,デジタルアーカイブに関わる研究の構成要素を,アーカイブ対象となるデータの「収集」「蓄積」「検索」に分け,本年はこれら三要素と密接に関わる研究を実施した.
発表論文では,P2Pネットワークを用いた各種リソースの共有環境において,各種リソースを一方的に利用のみを行う「ただ乗り問題」が,P2Pシステム設計における重要な課題であることを指摘した,そして,我々が提案するP2Pシステムの信頼機構によって,システムに提供する各種サービスの貢献度に応じた格差サービスが実現できることを示した.本論文で提案したアルゴリズムは,コンテンツ流通の状況を,評判モデル(reputation model)を用いて拡張したものである.すなわち,アーカイブシステムの収集蓄積対象となるコンテンツを提供するシステムのもつ諸特性値に対してデータマイニングを行なうことで,どのような基準によって各種資源(ネットワーク帯域,ディスク容量,蓄積時間等)を割り当てれば良いかという格差サービスを行なう基本的指針を与えるものとなっている.

  • Research Products

    (2 results)

All 2008 2007

All Journal Article (2 results) (of which Peer Reviewed: 2 results)

  • [Journal Article] P2P環境における評判モデルを用いた公平性評価2008

    • Author(s)
      伊藤洋輔, 河野浩之
    • Journal Title

      電子情報通信学会論文誌D J91-D/3

      Pages: 628-638

    • Peer Reviewed
  • [Journal Article] 信頼連鎖によるP2Pコンテンツ流通システムの提案と評価2007

    • Author(s)
      伊藤洋輔, 河野浩之
    • Journal Title

      日本データベース学会Letters Vo1.6,No.1

      Pages: 21-24

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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