2007 Fiscal Year Annual Research Report
リアルタイム・インターネット・マーケティング技術の研究
Project/Area Number |
19500115
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
吉田 健一 University of Tsukuba, 大学院・ビジネス科学研究科, 教授 (40344858)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
倉橋 節也 筑波大学, 大学院・ビジネス科学研究科, 准教授 (40431663)
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Keywords | データマイニング / インターネット / マーケティング / ストリームマイニング / Cache / Internet Virus / 分散DoS / P2P |
Research Abstract |
本提案に関連して解決すべき第1の技術課題は高速なストリームマイニング技術であり、初年度に研究した。 従来、迷惑メイル防止技術として、Hash Data Baseと呼ぶメイルに特化した記憶構造と、Direct-Mapped Cacheと呼ぶ高速検索の仕組みから構成した研究成果があった。 この中でHash Data Baseの部分はメイル情報に特化しており、本研究では、この部分を汎用的なFrequent Itemset解析に利用できる形に一般化することを検討した。 さらに、 1. 開発した仕組みをネットワークのパケット解析に利用すれば分散DoS攻撃やInternet Virus,P2Pの通信を検出可能な事を明らかにした。 具体的には実ネットワークのパケット解析に適用し、実際にP2Pソフトウェアの動作によるものと思われる通信を発見できることなどを示した学会発表を行った。 2. TV CMの効果解析などの検討も行い、WWW pageの解析などを通じてマーケティングに有効な情報が抽出可能である事をあきらかにした。 具体的には化粧品のCM効果測定を行い、各CMの効果測定や、タレント毎の影響力の比較などを客観的に行う手法を提案した。 3. 発見した知見をマーケティングに利用する上で必須となるシミュレーション技術としてエージェントベースの技術を検討した。
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Research Products
(8 results)