2008 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19500117
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Research Institution | Ochanomizu University |
Principal Investigator |
小林 一郎 Ochanomizu University, 大学院・人間文化創成科学研究科, 准教授 (60281440)
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Keywords | 時系列データ / 画像処理 / 空間知識 |
Research Abstract |
平成20年度は、画像の認識結果として得られる時系列データで表現される画像の特徴量を言語化する手法を新たに改良し、より正確に特定空間における人の行動を説明するシステムの開発を行った.また,株価の時系列データを言語化したシステムの改良を行った. ○動画像による時系列データの言語化 ・頑健な動画像処理 特定空間の人の行動を捉えるための前処理となる動画像処理において、背景差分法を改良することにより、人の影などを取り除けるようにした. ・特定空間における人の行動のモデル化 ロシアの心理学者VygotskyによるActivity Theoryを用い、人と物とのインタラクションに基づく特定空間における人の行動のモデルを構築した.これを用いることにより,物とのインタラクションから人の行動を説明することができるようになった. ・人の行動を説明するシステムの構築 上記、画像処理技術および人の行動モデルを用いたシステムを構築した.その研究成果を国内会議で発表した[能見,小林2009]. ○株価の時系列データの言語化 ・辞書の検討 言語表現できる辞書について辞書の見当を行った. 本課題にて、国際会議にて2本の論文の報告を行った.
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