2007 Fiscal Year Annual Research Report
独居老人のための安心・見守り型知的介護支援システム
Project/Area Number |
19500142
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
木村 春彦 Kanazawa University, 自然科学研究科, 教授 (60141371)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南保 英孝 金沢大学, 自然科学研究科, 講師 (30322118)
阿部 武彦 金沢工業大学, 情報フロンティア学部, 准教授 (60298320)
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Keywords | 独居老人 / 癒し / 環境認識 / 感情認識 / 超音波センサ / ペットロボット / 推論の高速化 / 植物生体電位応答 |
Research Abstract |
本研究で明らかにしたのは,以下の機能の実現である。これらの機能を申請者らがこれまでに開発してきた独居老人介護支援システムの機能として追加することにより,安心、見守り型の独居老人知的介護支援システムを開発していく。 1.独居老人の介護度の評価に利用する多値論理ネットワークを学習するための確率的な動的局所探索法を開発した。 2.外来者の防犯チェックに利用できるゲシュタルト心理学に基づく抽象図形の群化領域の認識方法を開発した。3.三次元超音波画像センサを用いてトイレと浴槽内での異常を検知する人物行動識別システムを開発した。 4.外来者の防犯チェックに利用する情報領域抽出方法を構築した。 5.外来者の防犯チェックに利用する室内及び居外における光量に対する植物生体電位特性を明らかにした。6 6.ベイジアンネットを用いた赤外線エリアスキャナによる性別識別システムを開発した。 7.独居老人の介護をする側のコンプライアンスリスク予測手法を構築した。 8.超音波センサを用いてグループ及び構成員を認識するシステムを開発した。 9.個人の嗜好に基づいた感性語による画像検索システムを開発した。 10.安全性の見守りに利用する自己代理強化学習による制御方法を確立した。 11.超音波センサを用いた独居老人振舞い認知システムを構築した。 12.癒し型ペットロボットの飼い主判別機構を実現した。 13.独居老人に対する環境情報提供時の行動特性の求め方を構築した。 14.読唇のための色特徴量に基づくエネルギーを用いた動的口唇輪郭抽出法を開発した。
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Research Products
(32 results)