2007 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19500150
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Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
陳 謙 Wakayama University, システム工学部, 准教授 (70263233)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
呉 海元 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (70283695)
藤垣 元治 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (40273875)
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Keywords | 形状計測 / レンジファインダー / 変調 / DMD / 実時間 / 移動物体 / 変形 / 高速 |
Research Abstract |
高速光スイッチを利用して独自の光変調・復調を行うことより、物体の表面の密な3次元形状をビデオレートで獲得できる3次元形状計測の方法を実現するための実験装置の製作をおこなった。 1.撮像系の部分を反射型DMDカメラの製作を行い、その設計、実装、調整を行い、画素ごとにスイッチングを行えることを確認した。その成果は日本実験力学会、日本機械学会において報告した。 2.照射系の製作を行うために、部品の選定を行い、心臓部分にあたるDMDの開発キットと高速御キットを購入し、それを利用してパルス変調光の生成法について検討した。光源の製作方法、制御用ソフトウェアの開発方法を解明して、それらの実相は現在も計測して行っている。 3.本研究に関連する課題として、計測対象を計測し続けるために、そのために、ビデオカメラを使って計測対象を追跡して、電動回転台に本装置にのせ、計測対象が本装置の計測範囲から出ないように追跡制御を行う必要がある。そのために、物体追跡のアルゴリズムであるK-means trackerの安定化と高速化を向上するために、確信度を導入したRK-means Trackerと名づけたアルゴリズムを提案し、背景に応じた非ターゲットクラスタ中心の配置法も提案している。これらの研究成果は論文誌(電子情報通信学会'07、電子情報通信学会'08(2編),CVIM'08)、国際会議(ACCV'07)に、国内会議(CVIM'07,SSII'07,MIRU'07)に発表・報告されている。
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