2008 Fiscal Year Final Research Report
The general study of possibility of the hospital patient library as the help of the treatment
Project/Area Number |
19500204
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
情報図書館学・人文社会情報学
|
Research Institution | Tokyo Gakugei University |
Principal Investigator |
MAEDA Minoru Tokyo Gakugei University, 教育学部, 講師 (20376841)
|
Research Collaborator |
KIKUCHI Yu 日本病院患者図書館協会, 会長
MAURICE E.jenkins 元BRITISH COUNCIL
MAEDA Mayumi 東京医科歯科大学, 病態生化学, 研究員
|
Project Period (FY) |
2007 – 2008
|
Keywords | 病院患者図書館 / セカンド・オピニオン / 図書サービス / 専門司書要請 / 医療倫理 |
Research Abstract |
約5600 病院を網羅した往復はがきによる調査, 及び各地の病院の視察および意見交換により, 本来の目的の一つであった病院患者図書館の日本における状況が判明してきた。日本において病院患者図書館が拡大しつつあり, 現場の声として医療従事者や患者が強い興味を示す傾向がうかがわれた。また, 比較対象として老人ホームにおける読書環境の概況を明らかにした。さらに, 日本の病院患者図書館の可能性を考える上で, 既に普及段階にある世界の状況も調査し, イギリスのSt. Tomas'Hospital が完璧ともいえる患者図書室を設置していることが解り, NHS Direct やBBC Health, CILIP のHealth Library Group に問い合わせ中である。近年の患者意識の変革が, 病院患者図書館の位置づけにも影響し, 増加傾向に拍車をかけていた。公立図書館との連携や感染症に対する理解が未熟である点が課題となっていることがわかった。
|
Research Products
(7 results)
-
-
-
-
-
-
[Remarks] 前田稔『2007年度病院患者図書館設置状況調査-100症以上の病院における読書環境』2008年
-
[Remarks] 浜松赤十字病院の病院患者図書館をビデオ撮影し, 英文を加え編集したうえで, Asia-Pacific Conference on LIBRARY & INFORMATION EDUCATION AND PRACTICE にて, 参加者にDVD を配布した