2008 Fiscal Year Annual Research Report
地域メディアの連携による地域間コミュニケーション推進に関する実践的研究
Project/Area Number |
19500211
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
北村 順生 Niigata University, 人文社会・教育科学系, 准教授 (20334641)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
茂木 一司 群馬大学, 教育学部, 教授 (30145445)
小川 明子 愛知淑徳大学, 現代社会学部, 准教授 (00351156)
崔 銀姫 佛教大学, 社会学部, 准教授 (30364277)
稲垣 忠 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (70364396)
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Keywords | 人文社会情報学 / メディア・リテラシー / 異文化交流 / 地域文化 / マス・コミュニケーション / 地域メディア / 交流授業 |
Research Abstract |
本研究は、地域間交流授業「ローカルの不思議」プログラムを充実・発展させ、多様な形態による地域間交流のプログラムとして開発していくこと、ならびに、各種の地域の諸機関との連携により、情報流通の回路をデザインしていくことにある。そのために、平成20年度には下記のような研究と実践を実施した。 1. 地域間交流の実践と検討 「ローカルの不思議」プロジェクトについて、大学および高等学校における交流授業の実践を引き続き実施した。参加学生や生徒の状況や参加の目的に広じ、多様なカリキュラムを実施した。交流方法に関しても、対面型の直接交流のほか、各種コミュニケーション・システムの導入、試行を行い、その有効性について評価を行った。 2. 地域期間との連携についての検討と試行 ケーブルテレビ局などの地域メディアとの連携の中で、「ローカルの不思議」プログラムを地域間の情報流通の手段として一般的に広く活用していくための方策について検討した。また、地域の公共機関との連携により、プログラムにより作成した映像作品を地域の映像アーカイブのコンテンツとして保存する試みを行った。これにより、当該地域内外に地域文化を蓄積し伝えていくことの可能性を検討した。 3. プロジェクトの展開のためのホームページ整備 「ローカルの不思議」プログラムに関するホームページの整備を進めた。プロジェクト参加者の拡大のために、プロジェクトの目的や狙い、方法を知らせるだけではなく、プロジェクトの成果物のアーカイブ機能も併せ持つものである。
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Research Products
(4 results)