2008 Fiscal Year Annual Research Report
ニューラルネットワークと線形回帰分析のハイブリッド解析法Webシステム
Project/Area Number |
19500241
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Research Institution | Daito Bunka University |
Principal Investigator |
浅野 美代子 Daito Bunka University, 法学部, 教授 (00307141)
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Keywords | 多変量解析 / 統計的推測 / 計計算・コンピュータ支援統計 / 統計的予測・制御 / モデル選択 / 行動計量分析 / 統計的学習理論 / データサイエンス |
Research Abstract |
1.本研究課題「ニューラルネットワークと線形回帰分析のハイブリッド法解析Webシステム」は平成19年度と平成20年度の2年間にわたり行われた.初年度に、システム構築及び開発を行ない、平成19年7月にシステムが完成してインターネット利用者に供された.本年度には、浅野美代子のホームページを改定して、こちらからも実行できるようになった. 2.本年度も昨年に引き続き上記1のWebシステムを利用してデータ解析を行ない、経営・財務などの実問題のデータ解析を行った.当解析手法の特徴である構造変化を見出すことを実例で示した.これらのデータ解析結果及びWebシステムの利用方法について、5月に日本計算機統計学会22回大会、7月に国際学会ISIBIS2009、及び12月に国際学会IASC2008おいて学会発表を行なった. 3.2008年10月25日(土)午後2時30分から6時まで、大東文化大学に於いて、科研費研究集会「データ解析の新潮流-ノンパラメトッリクからニューラルネットワークまで-」を行った.英国から、研究協力者であるDr. Pijush Bhattacharyya先生(ウエストミンスター大学)を招聘した.その他、浅野美代子、椿広計先生(統計数理研究所・筑波大学)・大野忠士先生(筑波大学)、西山慶彦先生(京都大学経済研究所)、竹澤邦夫先生(独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター)、田澤司氏(株式会社数理システム)の講演がおこなわれた.参加者とともに「データ解析の新潮流」について、活発で有意義な議論が行われた. 当科研費研究集会後、浅野美代子とDr. Pijush Bhattacharyya先生は、東海大学と岡山大学で研究会に参加し、本課題「ニューラルネットワークと線形回帰分析のハイブリッド法解析Webシステム」について、参加研究者と議論を行った.また、講演集発行を行った.
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