2007 Fiscal Year Annual Research Report
蛋白発現データ解析のための統計モデルの研究と癌個別診断の試み
Project/Area Number |
19500250
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Research Institution | Japanese Foundation For Cancer Research |
Principal Investigator |
宮田 敏 Japanese Foundation For Cancer Research, ゲノムセンター, 研究員 (60360343)
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Keywords | 蛋白発現データ / adaptive regression spline / adaptive model selection criterion |
Research Abstract |
質量分析計からの二次元蛋白テータは、相関構造を持ったTOF/MSテータの集合であり、蛋白発現プロファイルの関数データの抽出にはinhomogeneously smoothな関数の平滑化が必要である。本年度は、このために必要なadaptive free-knot splineの理論的研究およびプログラム開発を行った。また、蛋白発現データを微分不能な点を持つ確率分布から得られたものと解釈し、きわめて特異な確率密度関数の推定問題として研究した。さらにこれらを用いた判別問題への応用も検討した。関数データ解析の応用による蛋白発現データの解析に向け、すでに必要な計算機およびソフトウエアの導入を終了し、また理論モデル構築のための検討を開始した。研究に用いるサンプルについては、すでに臨床情報の収集(インフォームドコンセント取得済み)、組織検体および抹消血からの蛋白発現データの取得(質量分析計surface enhanced laser desorption and ionization time-of-flight mass spectrometrv(SELDITOF/MS)により解析する。すでに血漿蛋白337症例、癌組織蛋白449症例を解析済み)が完了している。
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Research Products
(8 results)