2008 Fiscal Year Annual Research Report
tPAによる細胞外マトリックスプロテオグリカンの分解と神経回路の可塑性
Project/Area Number |
19500293
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Research Institution | Kyoto Institute of Technology |
Principal Investigator |
宮田 清司 Kyoto Institute of Technology, 工芸科学研究科, 准教授 (30243124)
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Keywords | 細胞外マトリクス / プロテオグリカン / セリンプロテアーゼ / 脳 / 可塑性 / plasminogen / tPA / バソプレッシン |
Research Abstract |
tPAが、バソプレッシン神経終末部へ直接的に作用しバソプレッシン放出を促進しないか調べた。摘出下垂体後葉を500nMリコンビナントtPAで処理すると33mM High K+刺激と同じレベルのバソプレッシン放出が確認された。しかし、このバソプレッシン放出促進はLRP受容体拮抗剤で阻害されなかった。一方、下垂体後葉血管のlamininタンパクは慢性的浸透圧刺激によりdownregulationされるが、これはplasminogenノックウアトマウスでは観察されないことよりバソプレッシン神経の活動増加により放出されたtPA-plasminogenシステムによりlamininが分解されることが分かった。血管Lamininの分解は、バソプレッシンの血管透過性に関与すると考えられる。tPAおよびplasminogenノックアウトマウスのバソプレッシン放出異常は、バソプレッシン神経の活動低下や下垂体後葉にける微細構造レベルの低下ではないことも明らかとなった バレル領域における、コンドロイチン硫酸プロテオグリカンの局在と発現変化について調べた。その結果、バレル構造に相関するようにな発現パターンを示すことが分かった。
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Research Products
(8 results)
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[Journal Article] Duplicated alkaline phosphatase genes in the wild silkworm Bombyx mandarina inhabiting Japan.2008
Author(s)
Itoh, M., Nishimura, M., Yukuhiro, K., Yoshioka, Y., Miyata, S., Yamaguchi, M.
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Journal Title
Journal of Insect Biotechnology and Sericology 77
Pages: 71-77
Peer Reviewed
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