2008 Fiscal Year Annual Research Report
骨異常と片眼性異常が認められたアスパラギン酸グルタミン酸輸送体欠損マウス
Project/Area Number |
19500365
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
飯島 幹雄 Kagoshima University, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (00305111)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中河 志朗 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (70073666)
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Keywords | アスパラギン酸・グルタミン酸輸送体 |
Research Abstract |
本年度は、骨異常と片眼性異常(右目)を検討するためのアスパラギン酸・グルタミン酸輸送体欠損マウス、citrin^<-/->,aralar^<+/->マウスコロニーの充実を計画した、しかしながら、マウス飼育施設内での感染事故により交配が制限されたため、当初予定の交配数を確保できなかった。得られたノックアウトマウスを用いて以下の結果を得た。 1Citrinノックアウトマウス(citrin^<-/->)より、線維芽細胞株を樹立した。野生型のマウス線維芽細膿株とともに、線維芽細胞の増殖に対するグルコース濃度やピルビン酸の影響を検討している。 2Citrin^<-/->,aralar^<+/->マウスは15匹得られたが、3匹が離乳前に死亡した。 3Citrin^<-/->,aralar^<+/->マウスの3匹で片眼性異常が認められた。そのうち、一匹では左目の異常であった。今までに得られたcitrin^<-/->,aralar^<+/->マウスのうち、片眼性異常を示したマウスを一年以上観察しているが、両眼性の異常に発展したものは、観察されなかった。
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Research Products
(1 results)