2007 Fiscal Year Annual Research Report
4次元感覚センシング・フィードバックによるNIPPV用鼻マスク形状の最適化
Project/Area Number |
19500382
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
尾田 雅文 Niigata University, 地域共同研究センター, 教授 (80372473)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原 利昭 新潟大学, 自然科学系, 教授 (50134953)
小浦方 格 新潟大学, 地域共同研究センター, 准教授 (30401772)
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Keywords | 医療・福祉 / トライボロジー / 設計工学 / 生体力学 |
Research Abstract |
生理学的評価に関わるハード部分に相当する以下のような皮膚への刺激に対する生理学的解析のチェックと基本データの収集を主に実施した.また,鼻マスク装着時における接触圧力等を正確に計測するために,触覚センシングシステムの改良を行った. (1)力学的刺激に対する顔面皮膚直下の血流速の低下程度を観察するとともに,応力状態との相関を調査した. (2)鼻マスク装着時における皮膚への力学的刺激を正確に計測するために,接触圧力とトラクション荷重を精度良く同時に計測するために,触覚センシングシステムにおけるデバイスを構成する材料並びに形状の最適化を図るとともに,3軸方向それぞれの力学的作用の計測データを経時的に評価することで,人の触覚に近い評価が可能な4次元触覚センシングシステムを構築した. (3)力学的刺激の形態,すなわち静的負荷,動的負荷などが皮膚へ及ぼす影響を工学的並びに生理学的に評価した. (4)非接触3次元デジタイザ等を用いて,顔形状ならびに軟部組織の厚さの計測結果に基づく,個々人の有限要素モデリングシステムを構築した.なお,標準モデルを前述の計測結果を考慮して変形する手法を適用することで,計測やモデル成作に要する時間の短縮化を図った.
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