2008 Fiscal Year Annual Research Report
脳インタフェースによるコミュニケーション機器操作方法の開発
Project/Area Number |
19500489
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Research Institution | Research Institute, National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities |
Principal Investigator |
伊藤 和幸 Research Institute, National Rehabilitation Center for Persons with Disabilities, 福祉機器開発部, 第二福祉機器試験評価室長 (80370873)
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Keywords | リハビリテーション / 福祉工学 / 生活支援技術 / BCI / コミュニケーション |
Research Abstract |
ここ数年、海外では脳と計算機を接続するインタフェース(Brain-Computer Interface、BCI)とそれを利用した機器への接続(Brain-Machine Interface、BMI)の研究が進歩し、訓練すると、脳波によって画面上のカーソル位置を2次元的に操作すること等が比較的自然にできるようになると報告されている。しかし、BCIによって自宅や病院などの施設内で文字入力を行った実証的研究はほとんどなく、障害者向けの機器へと発展させた報告はされていない。本研究では、非侵襲的なBCIを介して機器の制御を行い、障害者自らがコミュニケーション装置の操作を可能とする方法を開発・評価することを目的とする。 研究2年目のH20年度は、BCI計測器より文字情報を転送し、Wordなどの文字入力アプリケーションへの入力を可能とするシステムを開発した。次年度以降は、UDP通信など、遠隔地においても文字の受信が可能となるシステムを開発していく予定である。
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