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2008 Fiscal Year Annual Research Report

セーリング競技におけるコーチング支援システム開発のための実践的研究

Research Project

Project/Area Number 19500540
Research InstitutionTokyo University of Marine Science and Technology

Principal Investigator

千足 耕一  Tokyo University of Marine Science and Technology, 海洋科学部, 准教授 (70289817)

Keywordsセーリング競技 / 競技力向上 / GPS / コーチング支援
Research Abstract

1. DGPSを用いた艇速度の測定
DGPSを活用した試みでは、現在オリンピッククラスとして設定されているRS-Xクラスのウインドサーフィンおよびレーザークラスのディンギーを被験艇として艇速度の検証を行った。実験1では日本代表選手を含むナショナルチーム選手を対象者としてウインドサーフィン競技におけるパンピング動作(セイルパンピング)の有効性について検証し(未発表)、速度に影響を及ぼす技術的な要因を分析することができた。この測定はセーリング競技における風上航での分析であるが、実験2では国内大会で入賞経験のある一流選手を対象として、ディンギーを用いたダウンウインド(風下航)での計測を試みデータを収集した(未発表)。ダウンウインドでのセーリングにおけるスネーキング技術の有効性について検討し、データ分析後に公表する予定としている。
2. 単独測位GPSを用いたコーチングシステムの開発
単独測位GPSを活用した試みでは、松崎たちの開発した「どこでもヨットレース」を活用し、選手のコース取りを検証するためのチェックシート(コーチング支援のための評価用紙)を開発した。また、GPSレシーバーを選手に装着してもらうためにライフジャケットに改良を加えた。論文「ウインドサーフィン競技におけるレース戦略の改善を目的としたGPSの活用」では、このレースの様子をレース後に選手に視覚的にフィードバックすることのみでも総セーリング距離が減少する効果が得られているが、今後は、コーチング支援のための評価用紙を活用してコーチングを実施することにより、戦術・戦略に関する能力がどのように向上するかを検討していく必要がある。

  • Research Products

    (2 results)

All 2009

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] ウインドサーフィン競技におけるレース戦略の改善を目的としたGPSの活用2009

    • Author(s)
      藤原昌, 千足耕一, 山本正嘉
    • Journal Title

      トレーニング科学 21(1)

      Pages: 61-68

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] セーリング競技の科学的アプローチ「-セーリング競技のトレーニング及びコーチングに役立てるための研究を考える-」2009

    • Author(s)
      千足耕一
    • Organizer
      日本トレーニング科学会, 第64回トレーニングカンファレンス
    • Place of Presentation
      鹿屋体育大学
    • Year and Date
      20090100

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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