2008 Fiscal Year Annual Research Report
成人肥満における温熱療法の脂質代謝、酸化ストレスマーカーに与える影響
Project/Area Number |
19500601
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
鄭 奎城 University of the Ryukyus, 医学部, 助教 (90315466)
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Keywords | 温熱療法 / 血清脂質 / 免疫機能 / 酸化ストレスマーカー |
Research Abstract |
『目的』:全身温熱療法が血清脂質代謝、免疫機能および酸化ストレスマーカーの影響について調べるため、本研究を計画した。『方法』:遠赤外線温熱ドームを用いて、20名健康な対象者に連続4週間温熱療法を実施した。温熱療法実施する前日、実施後2週目および実施後4週目に採血した。血清脂質代謝、免疫機能および酸化ストレスマーカーを測定した。『結果』:温熱療法4週後、血清脂質顕著に減少した。温熱療法4週後、CD8細胞は顕著に減少したが、温熱療法2週および4週後、CD4細胞およびCD4/CD8比率は顕著に増加した。温熱療法2週および4週後、NK細胞活動性は顕著に増加した、また血清IFN-γ濃度も顕著に増加した。しかし、尿8-OHdGは顕著に減少した。『結論』:温熱療法が血清脂質代謝、免疫機能および酸化ストレスマーカーに改善な効果があることをしめした。
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Research Products
(1 results)