2007 Fiscal Year Annual Research Report
防災の視点を取り入れた中学校家庭科における参加体験型防災学習プログラムの開発
Project/Area Number |
19500625
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Research Institution | Hokkaido University of Education |
Principal Investigator |
佐々木 貴子 Hokkaido University of Education, 教育学部, 准教授 (60322864)
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Keywords | 防災 / 減災 / 教材開発 / 家庭科教育 |
Research Abstract |
本研究は、平成9年度〜11年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))を受けた研究の継続であり、これまでの研究成果をふまえて作成した防災の視点を取り入れた「参加体験型防災学習プログラム」を中学校技術・家庭科の授業において実践し,その有効性を明らかにすることを目的としている。 この目的を達成するために、平成19年度は、以下のことを実施した。 (1)これまでの研究成果をふまえて、「参加型防災学習プログラム」の授業例として「自助:自分の命は自分で守る-自室における家具の配置について」を、平成19年6月27日に,平成19年度千葉県教育研究会技術・家庭科部会研究大会(松戸市立第5中学校)で実施した。そこで、本授業を実施するために必要な教材(映像資料)「家具の転倒防止」のDVDを作成した。 (2)「参加型防災学習プログラム」の授業例として「共助:地域の人々の命を守るために、中学生の自分にできることは何か」を、平成19年11月2日に,平成19年度北海道中学校技術・家庭科研究大会(函館市立本通中学校)で実施した。この授業で実施した「災害図上訓練DIG」の手法を、いつでもどこでも行えるようにするため、映像資料(DVD)に作成した。 (3)「参加型防災学習プログラム」の各々の授業を実施するために必要な教材(映像資料:DVD)を継続して作成中である。
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