2008 Fiscal Year Final Research Report
The elucidation of VOC penetration/diffusion mechanism in a material aiming at indoor VOC concentration reduction
Project/Area Number |
19500628
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
General human life sciences
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
WATANABE Hiromu Shizuoka University, 農学部, 准教授 (20293714)
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Co-Investigator(Renkei-kenkyūsha) |
YAMADA Masa-aki 静岡大学, 農学部, 助教 (20293615)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | 住環境 / 健康 / 生活 / 環境分析 / 環境材料 |
Research Abstract |
(1) 建材(合板(厚さ9mm,12mm)、MDF(12mm)、パーティクルボード(12mm, 15mm)、ストランドボード(12mm))を透過・拡散するトルエン、キシレンの量を測定した結果、透過率の高い順に合板12mm、MDF12mm、合板9mm、ストランドボード12mm、パーティクルボード12mm、パーティクルボード15mmとなった。同じ種類の建材では、厚さが大きい方の透過率が低かった。ただ合板ではプライ数や接着層の数が異なるため、一概に比較することはできないと考えられる。(2)室内VOC濃度低減策の一つとして、木質、非木質炭化物のVOC吸着能測定を行った結果、ケナフのホルムアルデヒド吸着能は、一般的に気体の吸着剤として用いられている活性炭よりも、ホルムアルデヒドに対する吸着能力が優れていることが明らかになった。更に、酸素賦活による効果も見られ、表面積が増加した。
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Research Products
(6 results)