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2007 Fiscal Year Annual Research Report

歩行時の足の靴内滑り量と履き心地との関係

Research Project

Project/Area Number 19500644
Research InstitutionOsaka Seikei College

Principal Investigator

細長 喜久代  Osaka Seikei College, 総合生活学科, 教授 (70352961)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 阿部 栄子  大妻女子大学, 家政学部, 教授 (30151088)
Keywords靴生活 / 履き心地 / 滑り摩擦量 / 拘束力 / 靴内環境要因
Research Abstract

靴選びは、個人の靴生活履歴にともなう「ひとの感覚判断(センサ)」に頼って行なわれる。そこで、"靴による足への拘束力"と"靴の中での足の滑り量"の計測を行い、履き心地を定量的に評価することができるパラメーターとして、靴生活の実態を明らかにしていくことを目的としている。
現在までの実験内容は、
1.靴による足への拘束力については、ツーシートタイプのプレスケール((株)フジフイルム)をセンサに用いる計測法を提案してきたが、現在、平成19年度に購入したELFシステム((株),ニッタ)のセンサシートを用い、リアルタイムに計測できる方法を試案している。足の曲率を考え、半径の異なる円筒を足のシミュレータとして、センサシートへの荷重校正実験中である。これにより、センサシートの問題点、改善点が明らかにされ、リアルタイムに精度の高いデータとして、拘束力を計測できると考えられる。
2.足の靴内滑り量は、従来どおり提案してきたカーボン紙((株)パイロットコーポレーション)と薄白紙をクロスに組み合わせた測定法を用いる。そして平成19年度に購入したポータブル分光光度計X-riteマクベスCE-XTH(サカタインクスエンジニアリング(株))を用い、足と靴のシミュレータにより、荷重別に、呈色したカーボン紙の赤色の視感反射率Y%を求め、検量実験を行い、Y%と別滑り量の関係直線を求めることができた。これにより、カーボン紙のロットを揃え、データの精度、利便性を高めることができたと考えられる。
今後、1、2の計測方法の校正を確立することにより、靴の足への拘束力、靴ズレ量を測定し、履き心地との関係を明らかにしていく。

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Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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