2009 Fiscal Year Annual Research Report
高校生と児童が共に育むピア・エデュケーション(食教育)の継続実践とその追跡研究
Project/Area Number |
19500682
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Research Institution | Oita University |
Principal Investigator |
住田 実 Oita University, 教育福祉科学部, 教授 (90136771)
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Keywords | 食育 / 食育教材研究 / ピア・エデュケーション / 食育プログラム / 食教育 / 食育体験 / 学校栄養教育 |
Research Abstract |
21年度においては、<地域に根ざした食教育内容・教材・方法>とピア・エデュケーションとの相乗的教育効果の追究をめざして以下のような研究を実施した。 本研究のメインテーマである「高校生と児童が共に育むピア・エデュケーション(食教育)の継続実践」について、本科学研究費獲得以前から継続している学校現場の過去7年間にわたると実践内容を「教材研究」の視点から考察を加え、その成果をもとに8年目の計画を企画した。 そして8年目となる「高校生と児童のピア・エデュケーション交流(安心院高校と佐田小学校)」の教育実践にあたっては、事前の「教育内容・教材研究」を高校生並びに高校側担当教員と共同で取り組みくんだ。実践構想に当たっては、過去の児童のアンケート調査結果の分析をもとに、 実践当日は記録を担当するとともに、小学校側からの求めに応じて「佐田小児童と安心院高校生の食育8年間の歩み」について児童・教職員を対象に講話を行った。なお、実践の一部は、「クイズで楽しく・高校生が食育講座」と題して『大分合同新聞』(2010年2月21日)により報道された。 さらに食育体験活動の記録の一部は、農林水産省・平成21年度にっぽん食育推進事業/監修「教育ファーム推進事業」(分担執筆:住田実)『子どもが変わる地域が変わる「教育ファーム」ステップアップガイド』(農山漁村文化協会、2010年)において発表した。
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