2010 Fiscal Year Annual Research Report
「ものづくり」を組み入れた小学校理科カリキュラムの研究
Project/Area Number |
19500765
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Research Institution | Hosei University |
Principal Investigator |
左巻 健男 法政大学, 生命科学部, 教授 (30335319)
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Keywords | ものづくり / 小学校理科 / カリキュラム |
Research Abstract |
小学校理科教育において、観察・実験とともに、技術的な要素を含んだものづくり・工作が重要であるにもかかわらず、現在の教育課程では取り上げ方が希薄化している。新教育課程では、授業時間数および学習内容量が増えたが同様の状況である。そこで、小学校理科で「ものづくり」を組み入れたカリキュラムの作成をいくつかの単元で進める。平成21年度に選んで具体的に検討した「ものづくり」のテーマ17に加えて、平成22年度は、1.砂糖の大結晶づくり2.アルミ針金とビー玉でやじろべえ3.ビリビリ棒をつくろう!(回路の初歩)4.ペットボトルを利用した風車と風力発電機づくり5.ボルトが芯の電磁石づくり6.お金が消える!?マジック貯金箱(鏡の反射)7.ペットボトルでつくる握力計(水と空気の性質)8.ゴムの力を実感できる「輪ゴムでぐいっと」づくりの8テーマを選ぶことが出きた。 それらについて、実際にものづくりを行いながら研究討議をするために、研究協力者に集まって貰い、ワークショップを開催した。 実施日:平成22年12月12日12時半~18時半場所:(株)ナリカ実験室ワークショップでは、小学生が実際にやった場合の指導、関係の単元の中での位置づけ、有効性を討議した。ワークショップでの討議を踏まえて、その成果は、月刊誌『Rika Tan理科の探検』5巻3号(2011年3月号)に「ものづくりワークショップ」の特集に掲載された。その特集では、研究代表者の"理科ものづくりと理科教育"以下、8テーマのものづくりをワークショップに参加した研究協力者が執筆している。
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Research Products
(2 results)