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2007 Fiscal Year Annual Research Report

合成音声を利用した外国語リスニング能力測定支援システムの開発と実践的評価

Research Project

Project/Area Number 19500799
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

康 敏  Kobe University, 国際文化学研究科, 准教授 (60290425)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 柏木 治美  神戸大学, 国際コミュニケーションセンター, 准教授 (60343349)
鏑木 誠  神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (40093504)
Keywordse-ラーニング / 音声合成技術 / 外国語教育 / システム開発 / リスニング能力
Research Abstract

本年度は、単語レベルのリスニング能力測定システムの開発を行った.システムは測定用教材作成システム,学習者のリスニング能力を測定してその結果を蓄積・分析するシステムから構成されている.開発プログラム言語として主にPHPを使用し,開発環境としてApache, MySQL, PHP及びTTS SDKを用いた.
教材作用支援システムでは,教師はWeb型インターフェースを通じて測定教材を作成する.インターフェースには,多肢位選択形式のテンプレートを用意した.測定に使用する音声はTTSエンジンによって作成したものと事前に用意したもの(音声ファイル)という2種類の中から選択できる.これまでの合成音声評価研究の結果を教材作成時の参考基準として取り入れるために,一度評価された単語をその音韻的構成に従って分類し,評価スコアと共にデータベースに格納した.教材作成時合成音声利用の参考基準の算出に,ベイジアン定理を用いた.システムはまず発音辞書を参照して入力された単語を発音記号に変換する.そしてデータベースにある評価スコアを使い,各々の子音と母音の評価スコア確率を計算して単語の評価スコア確率を提示する.これによってこれまでデータベースに評価スコアのない単語についてもスコア確率の提示ができる.一方,この結果は単語の実際の聞き取り評価との間に差が生じる可能性もあり,この算出アルゴリズムをシステムの実践的運用に伴って改善していく必要がある.また,音声のピッチ,速さなどの調整によって利用判断を教師が行う選択肢もシステムに備えている.
学習者が測定教材を利用するインターフェース及びその結果を蓄積・分析するシステムについては,開発が進行中であり,簡単な集計などができるようにしている.
また,項目反応理論を分析システムへの導入に当たり,授業評価データを項目反応理論によって分析する関連研究も行っている.

  • Research Products

    (1 results)

All 2007

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results)

  • [Journal Article] An Analysis for Student Opinion Survey with Item Response Theory2007

    • Author(s)
      康敏
    • Journal Title

      Proc. of 8th International Conference on Information Technology Based Higher Education and Training

      Pages: 403-407

    • Peer Reviewed

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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