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2008 Fiscal Year Annual Research Report

教員養成のためのe-learningを活用した学習支援の効果

Research Project

Project/Area Number 19500813
Research InstitutionIshikawa Prefectural University

Principal Investigator

金子 劭栄  Ishikawa Prefectural University, 生物資源環境学部, 教授 (50018660)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 桑村 佐和子  石川県立大学, 生物資源環境学部, 准教授 (00302357)
桶 敏  石川県立大学, 生物資源環境学部, 准教授 (80177203)
BATESON Gordon  金沢学院大学, 文学部, 准教授 (00340018)
Keywords教員養成 / e-learning / Moodle / 教育学
Research Abstract

教員養成においては、教育に関する基礎的知識の習得とともに、教育に対する関心度が重要である。基礎的知識の確認のために、LMSとしてのMoodle上で小テストを実施したが、これとは別に最近の教育に関連した出来事等について、学生相互でディスカッションを実施した。その際、メンターとしての高学年学生が、このディスカッションを活発化させることや議論を混乱させないために、コンテンツを作成し、ディスカッションにおける指導的役割を果たした。発言者が相互に特定されないようスクリーンネームを使用した。
ディスカッションに参加してしまえば、学生たちは相互に相応の討論が出来ているが、自発的参加は容易ではない。関連授業中に参加を働きかけたが、積極的参加、適切な議論の展開は必ずしも簡単でなく、活発な議論が展開されない一方で、円滑な議論も難しい。お互いに意見の相違を適切に受け止めることが出来ず、非難の応酬も見られる。スクリーンネームの使用を肯定的に受け止めている学生が多い一方で、適切な議論が成立しなかったとの指摘もあった。これらの方法についてさらに検討が必要である。
ディスカッションの経験による教職意識の変化も期待し、それを確認することを目指して、何回かの小テストやアンケート調査も実施している。しかし、明確な変化を認めることが出来ていない。対面授業を補強するものとしてe-learningの利用を考えており、その成果は一定程度認めることが出来るが、明確な効果を示すことは必ずしも容易ではない。大学生に対する教育改善のために、さらなる改善への努力が必要である。

  • Research Products

    (2 results)

All 2008

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] Moodleを用いた教職課程用コースでのディスカッション2008

    • Author(s)
      桑村佐和子
    • Organizer
      PCカンフアランス
    • Place of Presentation
      慶応大学
    • Year and Date
      20080800
  • [Presentation] 教育方法としてのMoodle上でのディスカッションツール2008

    • Author(s)
      桑村佐和子, Bates on Gordon, 桶 敏, 金子劭榮
    • Organizer
      情報教育研究集会
    • Place of Presentation
      九州工業大学
    • Year and Date
      2008-12-13

URL: 

Published: 2010-06-11   Modified: 2016-04-21  

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