2007 Fiscal Year Annual Research Report
サーキットモデルによる大学での創成教育手法のナレッジマネジメント研究
Project/Area Number |
19500828
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
敷田 麻実 Hokkaido University, 観光学高等研究センター, 教授 (40308581)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保 猛 金沢工業大学, 環境・建築学部, 教授 (30016670)
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Keywords | サーキットモデル / ナレッジマネジメント / 学習 / 創成教育 |
Research Abstract |
本研究の目的は、大学の内外で近年強調されてきた「人間力育成」の動きに高等教育機関として対応するために、(1)創成学習の学習指導に用いることができる学習プロセスモデルの検討、(2)大学における研究や教育などの知識創造プロセスの促進のためのナレッジマネジメントモデルの普及版の開発、(3)チーム学習、プロジェクト学習で活用可能なプロセスモデルの検討、(4)学習者の知識創造のプロセスを評価可能な新たな学習評価手法(プロジェクト知識創造試算表)の開発、および(5)地域振興における学習でこのモデルを応用するための多様な知識創造活動の支援方法の検討である。 2007年度度は、創成教育などの工学・科学教育に応用するために金沢工業大学のシラバスの改革を参考に、薪たな学習モデルとして、人間力を授業の中で評価できるようなマトリクスを作成した。その内容については論文にまとめて発表した。 また学習者による人間力への関心や学習行動の差を見るために、複数のクラスの学生の学習履歴の確認と学生へのインタビューとフォーカスグループ調査を行い、成績や興味関心による差を見出そうとした。その結果は別途とりまとめている。 さらに、サーキットモデルの金沢工業大学の新学習プロセス(CLIP)への適合度を確認するために、金沢工業大学での学生を対象とした大規模なアンケート委調査を実施して、新学習プロセスの認識度や人間力の認識などを調査した。 地域振興における学習モデルの展開については、北海道黒松内町、浜中町、西興部村などで、地域住民が地域づくりに参加して学ぶ場において、どのような組織学習が進められているかについて調査し、組織的な学習が地域などの組織を持たない場でも進められていることの立証を試みた。
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Research Products
(8 results)