Research Abstract |
大学情報科学科の入門科目において,ブレンディッド授業を実践した.講義スライドによる学習,演習問題による学習,学生作成教材の相互学習,および授業理解度アンケートがWeb上でできるeラーニングシステムを開発した.授業中にはスライドを用いて講義し,理解度アンケートが低かった次の週から講義整理ノートの問題を解かせた.その時点から,理解度が向上することがわかった.このようなブーレンディッド授業について,方法と効果について学会誌に掲載された. 大学情報科学科の専門科目の授業において,スライドによってその日の概要を説明する講義をし,その後,eラーニングの講義スライドを閲覧しながら学生のペースで講義整理ノートに記入させ,最後に小テストをした.学習支援システムを構想させて,それを相互評価させ,修正改善する活動を取り入れて,講義内容の理解を深め,広げ,相互作用を起こした.eラーニングによって,時間外に演習問題などを繰り返し学習して理解度向上を目指した.これらについて,実践内容と学習効果について研究発表した.学会誌に投稿するように準備しているところである. 小学校漢字の書きと読みの問題を問題自動生成するシステムを開発し,その方法と効果について国際会議で研究発表した.教材データと重要語句データから7種の形式の問題を自動的に生成する機構を研究開発し,eラーニングにおいて問題を多数準備できるようにした.今後,その効果を確認して,研究発表し,学会誌に投稿したい.
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