2008 Fiscal Year Annual Research Report
簡易自律型システムの最適化に関する共同実験学習と教育効果に関する研究
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19500844
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Research Institution | Toyama National College of Maritime Technology |
Principal Investigator |
成瀬 喜則 Toyama National College of Maritime Technology, 電子制御工学科, 教授 (00249773)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮地 功 岡山理科大学, 総合情報学部, 教授 (30043722)
栂 伸司 富山商船高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (90270248)
早勢 欣和 富山商船高等専門学校, 電子制御工学科, 講師 (60238144)
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Keywords | ICT / 共同学習 / 最適化 / 学生間交流 / ネットワーク / 自律型システム |
Research Abstract |
本研究では,簡易型自律システムを活用して,工学教育の分野やビジネス分野で有効性の高い遠隔教育のあり方や共同学習方法について検討を進める.さらに,システムを使った共同学習をデザインして,カリキュラムベースにのせる方法について研究を行う.特に,外国との共同学習にどのように活用することができるかを検討する. 1.最適教材の改善・評価 昨年度は主に簡易自律システムを教材として,授業を通して教育効果を測定した.その結果,学習を効果的に行うことが可能であることがわかったが,課題解決をするための学習方法のバリエーションが少ないことが判明した.そこで,学習デザインの改善を図り,授業を通して教育効果を測定し,改善を図ることができた. 2.遠隔教育のための教育システムの開発 簡易ロボット等の自律型システムを使った授業は効果的であるが,教育現場での活用を進めるためには,Webを利用して遠隔で使用できることが必要となる.そこで,システムの遠隔操作による活用方法について検討を行った. 2.共同学習の形態に関する研究 昨年度から継続で,インターネットやテレビ会議システムを活用した共同学習について検討を行った.英国の高等学校との学生間交流を行い,コミュニティのあり方について研究を進めた.さらに,学習者が他者の国際交流活動を支援するによって,ICTスキルやコミュニケーションスキルを高めることが可能かどうかを調査した.
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Research Products
(3 results)