2007 Fiscal Year Annual Research Report
海外留学生を対象にした非同期スクーリング型e-Learningシステムの開発
Project/Area Number |
19500846
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Research Institution | Kanazawa Technical College |
Principal Investigator |
村本 紘 Kanazawa Technical College, 国際コミュニケーション博報工学科, 教授 (50159183)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
坂倉 忠和 金沢工業高等専門学校, 国際コミュニケーション情報工学科, 講師 (30369970)
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Keywords | e-Learning / スクーリング / 遠隔教育支援 / LMS / 海外留学 / 個別教育支援 / 学習支援システム |
Research Abstract |
従来、海外留学の場合、休学をして留学し、取得した単位もある上限以内で認めると言った、留学生には不利な条件かで行われてきた。近年、海外の大学との連携により、単位互換の認定が前もってなされる傾向にあるが、当該学年全ての単位が認定されることはないため、帰国後、特別授業として単位を取得する必要がある。 (金沢工業高等専門学校留学規定)このような不都合を留学中に解消することを目 的として、スクーリング機能を取り入れたe-Learningシステムの開発を目的としている。このことにより留年することなく留学が可能となる。 開発初年度にあたる本年度では、教師端末の機能として、教室における授業風景を録画し、多少の編集を加えた後、授業に関係したOHP資料と同期を取った映像を新しく作成する幾つかの機能の開発を行った。これは、スクーリング(面接授業)を具現化するための教師の働きかけを映像ファイルとして管理する機能である。また、海外の学習者が動画としてストリーミング再生することを念頭にした仮のサーバ機にファイル(教材)として管理できるようにした。 学習者端末においては、学習を始めるに当たっての認証をデータベース(SQL)と連携して本人であると確認する認証機能を開講画面に付加し、開講後は、画像再生(教材)のための検索機能を持った開講画面、および学習者の学習状況を本校に返送するための映像の取得機能(録画)を行ってきた。また、本校から、リアルタイムで学習者集団のカメラを遠隔制御できるようにもした。
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