2007 Fiscal Year Annual Research Report
オープンソースを基盤とする協調型教育システムの開発に関する研究
Project/Area Number |
19500848
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Research Institution | Nara National College of Technology |
Principal Investigator |
本間 啓道 Nara National College of Technology, 情報工学科, 講師 (70300605)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桐山 和彦 鳥羽商船高等専門学校, 電子機械工学科, 准教授 (60177962)
原 元司 松江工業高等専門学校, 情報工学科, 准教授 (00259920)
白濱 成希 北九州工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (10280489)
岡田 正 津山工業高等専門学校, 情報工学科, 教授 (90099846)
白石 啓一 詫間電波工業高等専門学校, 電子制御工学科, 講師 (80321503)
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Keywords | C-Learning / オープンコンテンツ / オープンソース / e-learning |
Research Abstract |
オープンソースソフトウェア(OSS)はソフトウェア開発のあり方を根本的に変革しただけではなく,その理念・思想は社会全体に大きな影響を及ぼしつつある.教育においてもコピー自由なコンテンツを作成・配布することを標榜するコミュニティが現われ,大学や高等専門学校における授業等も万人に公開され自由に配信することが可能となってきている.マサチューセッツ工科大学のオープンコースウェア(OCW)では1800コースの授業がWeb上で公開されており,中国語,タイ語,スペイン語,ポルトガル語他少なくとも10種類の言語に翻訳されている.これらのコンテンツは全て「完全なCommunity Commons License」で配布され,ユーザーが共有可能でかつその派生物の公開・配布の自由が保証されている. 本研究は本年度,XMLをベースとするコンテンツ自動生成システム(Docs)を作成し,CVSに登録したコンテンツをサーバサイドで印刷およびオンラインメディアに自動変換できるようにした.これによってコンテンツ作成者は変更時にその差分のみを登録すれば良く,かつ登録と同時に関連する全てのメディアを更新できる.Docsシステムはまた,DocBook/SGML, DocBook/XMLおよびSmartDocをサポートしており,OSSなXMLのドキュメントスタイルの差異を吸収する柔軟な仕様となっている. また,学校における教育活動で利用するドキュメントをコピーフリーな形で作成し蓄積を始めいている.これらのドキュメントは全てXMLで書かれており,いかなる部分的な利用も可能である.
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Research Products
(1 results)