2007 Fiscal Year Annual Research Report
陸域システム持続性の評価と予測のための学際ネットワーク形成と統合解析
Project/Area Number |
19510002
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
甲山 隆司 Hokkaido University, 大学院・地球環境科学研究院, 教授 (60178233)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
占部 城太郎 東北大学, 生命科学研究科, 教授 (50250163)
柴崎 亮介 東京大学, 空間情報科学研究センター, 教授 (70206126)
近藤 明彦 千葉大学, リモートセンシング研究センター, 教授 (30201495)
杉本 敦子 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究院, 教授 (50235892)
奥田 敏統 広島大学, 総合科学研究科, 教授 (20214059)
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Keywords | 陸域システム / グローバル・ランド・プロジェクト / 生態系科学 / 土地利用変化 / 国際プロジェクト / 地球環境変化 |
Research Abstract |
[研究連絡と会議の実施]急激に進行する温暖化と土地利用変化が、陸域システムに与える影響を統合的に評価する目的で、生態系科学と土地利用科学双方にまたがる本メンバーを核に、研究連絡ネットワークを構築した。このネットワークにより、日本および東アジア地域においてGLP(グローバル・ランド・プロジェクト)として取り組むべき課題を議論するとともに、専門の異なる研究者間の交流を進め、地理学、土地利用、農業経済学、生態系機能、生物多様性、物質循環の視点から、協力して取り組むべき地域や課題を議論した。本メンバーによって構成される日本GLP委員会を、日本学術会議のIGBP・WCRP合同分科会(環境学委員会・地球惑星科学委員会所管)のもとに組織し、2008年3月に開催した。 [GLP との連携強化]GLP札幌拠点オフィスをネットワークの情報収集と発信に活用した。本研究ネットワークからの情報を国内向けおよび国外向けに札幌オフィスから発信するとともに。英文ウェブページを整備し(http://www.glp.hokudai.ac.jp/)、関連するプロジェクトを含めた情報交換を活性化させた。さらに、GLP科学実施委員会をはじめとする、関連国際研究計画の国際会議に分担者を派遣し、国際的動向を探るとともに、我が国におけるGLPへの取り組みを紹介し、国際的な研究ネットワークの連携を強化した。 [シンポジウム等の開催]陸域システムの予測モデリングに関わる国際サマーコースを2007年8月に実施した。また、GLPのFast-Track Activityとして、植生帯境界の温暖化にともなう移動のモデル予測に関する国際ワークショップを、地球環境フロンティア研究センターと共同で2008年3月に実施した。
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