2007 Fiscal Year Annual Research Report
放射性炭素を利用した土壌呼吸起源の定量的評価とその変動因子の解明
Project/Area Number |
19510024
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Research Institution | Japan Atomic Energy Agency |
Principal Investigator |
安藤 麻里子 Japan Atomic Energy Agency, 原子力基礎工学研究部門, 研究副主幹 (20354855)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小風 淳 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 原子力基礎工学研究部門, 研究員 (30421697)
斉藤 武史 独立行政法人森林総合研究所, 東北支所森林気象環境担当, チーム長 (50353694)
石塚 成宏 独立行政法人森林総合研究所, 立地環境研究領域, 主任研究員 (30353577)
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Keywords | 土壌呼吸 / 放射性炭素 / 土壌有機物分解 |
Research Abstract |
森林において、土壌表面から放出されるCO_2の起源には植物の根呼吸と微生物呼吸(土壌有機物分解とリター分解)がある。植物体と土壌有機物が異なる放射性炭素濃度(以下、Δ^<14>C)を持つことを利用して根呼吸と微生物呼吸を分けて評価する手法を開発し、岩手県安比森林気象試験地(ブナニ次林)を対象として、各起源の寄与率を評価した。 根呼吸と土壌有機物分解により放出されるCO_2のΔ^<14>C(Δ^<14>Croot,Δ^<14>Csom)がわかれば、リターを取り除いた状態での土壌呼吸中Δ^<14>C(Δ^<14>Cres)を測定することで、根呼吸と土壌有機物分解の寄与率を計算することができる。このためH19年度は以下の項目について実施し、Δ^<14>Cres,Δ^<14>Croot,Δ^<14>Csomの値を求めることで、根呼吸と土壌有機物分解の割合を評価した。(1)土壌呼吸中Δ^<14>Cの測定方法として密閉チャンバー法を適用し
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Research Products
(4 results)