2007 Fiscal Year Annual Research Report
多項式緩和による大規模な分数和計画に対するアルゴリズムとそのモチーフ抽出への応用
Project/Area Number |
19510135
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Research Institution | Muroran Institute of Technology |
Principal Investigator |
施 建明 Muroran Institute of Technology, 工学部, 准教授 (70287465)
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Keywords | 数理計画 / 分数和計画 / 最適化 / モチーフ / バイオインフォマティクス |
Research Abstract |
分数計画に対する幾つかのアルゴリズムを比較し、その効率性を分析した。その上、効率のよいアルゴリズムを選択し、そのアルゴリズムの拡張を試みた。具体的には、探索領域の上、目的関数の線形緩和問題を作り、非線形分数計画問題にも適用できるアルゴリズムを開発した。開発したアルゴリズムに対して、計算機実験を行い、その性能を確認した。また、連続変数と離散変数の扱いなどについての研究もし、モチーフ抽出問題を分数和最大化問題としての定式化を研究した。また、heuristic的な方法で解モチーフ抽出問題の解を求め、これからの解法比較の土台を作った。 それらの成果を国内外の会議で発表した。
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