2007 Fiscal Year Annual Research Report
競争優位な工程管理者育成プログラム開発に関する研究
Project/Area Number |
19510160
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Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
Principal Investigator |
石井 和克 Kanazawa Institute of Technology, 情報フロンティア学部, 教授 (20151318)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 真 金沢工業大学, 情報マネジメント研究所, 研究員 (90465493)
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Keywords | 社会システム工学 / 製造中核人材育成 / 教育プロプラム / 生産工程管理者 / 部品表 / スケジューリング / 産学連携 / 図面管理 |
Research Abstract |
本研究では製品設計、工程設計、物流設計およびサービス設計を製品ファミリーツリーと部品表により統合化し、開発・設計、生産、購買・外注およびサービスの各ビジネスプロセスを戦略的に管理でき、国際的な競争優位を維持・向上できる人材を育成するための教育プログラムの開発、運営、評価および改善法を提案するための基礎として、以下の成果を得た。 1.ユーザーニーズを基礎に製品設計を行い,これを図面化し図面管理業務に展開するための設計用部品表をExcelベースで表記し,製造用部品表と購買用部品表にリンク可能とするソフトウェアを開発し,教材化できた.また,北陸地域の製造業における図面管理の事例を収集し,図面管理システムの3段階レベルモデルで分類しで改善法の整理をした成果を教材化して実証講義にてその有効性を確認した. 2.設計用部品表を製造用部品表に自動的に展開し,FLexible Manufacturing Systemを前提とした工程管理用シミュレータに読み込むことの出来る従来のIT治具に,負荷計画用シミュレータを組み込んだ副教材を開発し,実証講義で使用した結果,その有効性を検証した.更に,北陸地域の工業素形材産業に多く見られる金属成形工程用の金型負荷計算表作成治具の試作と応用を実証講義を通じて検討し,その有効性を検証した. 3.設計部品表から購買用部品表を作成し、所要量,発注量と在庫量をレベル・バイ・レベル法を使って計算するとともに共通部品を検索するソフトウェアを開発し,実証講義でその有効性を検証した.
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Research Products
(7 results)