2010 Fiscal Year Annual Research Report
複雑系による非正規分布族・確率微分方程式の数理解析およびリスク管理への応用研究
Project/Area Number |
19510164
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Research Institution | Kurume University |
Principal Investigator |
譚 康融 久留米大学, 経済学部, 教授 (70368968)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
原田 康平 久留米大学, 経済学部, 教授 (30091359)
谷口 剛 久留米大学, 文学部, 教授 (00102096)
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Keywords | モデリング / リスク管理 / 確率微分方程式 / 複雑系 / 非正規分布族 |
Research Abstract |
本年度においては、これまでの理論的、実践的な研究成果について広く研究会などにおいて報告・公表したと同時に、国内外の専門家から広く客観的な評価を受けた。 まず、研究成果は、OR関連学会や、電子情報通信学会・情報処理学会や、IEEEマネジメント・リスク評価に関わる学会などによって、運営・開催されている国内外の学術会議などにて報告、ないしは招待講演を行った。さらに研究成果を載せた研究論文は、査読付き国際・国内論文誌や、ないしは査読付き国際学術会議論文誌などに採択・掲載された。 次に、国内外に行われる研究会・国際学術会議(OR学会、電子通信学会、情報処理学会、IEEEマネジメント関連会議、Midwest Finance Associationなど)において、複雑系によるリスク分析の各分野の専門家との討論を行い、深く意見交換ができた。それによって、将来の更なる研究を進めるために、大きな意味を持つことが言うまでもない。 さらに、社会還元を考え、大学の出版助成を得て、国内外研究者との研究成果を含めた英文著書を刊行し、研究成果を国内外に公表した。さらに研究成果を大学院・学部の関連授業に取り込み、数値計算や、実証分析などによって、研究成果を評価する実験を行い、大学院・学部生のリスク評価・モデリング手法・複雑系による最適化手法への理解を深めるのに大いに役立った。
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Research Products
(9 results)