2009 Fiscal Year Self-evaluation Report
The integration of urban spatial information : approaches from GIS and SOM
Project/Area Number |
19510165
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Social systems engineering/Safety system
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Research Institution | Ritsumeikan Asia Pacific University |
Principal Investigator |
LI Yan Ritsumeikan Asia Pacific University, アジア太平洋学部, 准教授 (30281504)
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Project Period (FY) |
2007 – 2011
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Keywords | GIS / SOM / 都市空間情報 / 統合 |
Research Abstract |
本研究は、GISおよびSOMを用いて、都市空間情報の統合およびデータマイニングについて検討し、既存データの有効活用、学際的な都市研究、実際の都市管理・政策決定に貢献することを目的とする。具体的には、 (1)日本の都市に関して、国、地域、市町村などの各レベルにおいて、どのような調査がどのような時間間隔で行われているのか、そのデータ形式、データベース管理のソフトウェア、管理・運用部門などについて調査・整理する。 (2)本学の所在地である大分県別府市を例として、既存のあらゆる調査データを収集し、GISを用いて都市空間情報システムを構築する。それぞれの空間データの要素、構成、特徴などの基本モデルを分析した上、GISによるデータ統合の有効性と問題点を明らかにし、さらに改善方法あるいは改善する方向性を提案する。 (3)構築された別府の空間情報システムを用いて、如何にして膨大なデータから必要な情報を抽出し、適切な手法を用いて、課題を見つけ、知見を得るかについて検討する。知能情報学手法、特に自己組織化写像(SOM)の使用を提案し、従来の主流であったさまざまな統計手法と比較分析しながら、その利点と限界を検証する。さらにナレッジマネジメントの視点から都市空間情報データウェアハウスのあり方について提案する。
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Research Products
(4 results)