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2007 Fiscal Year Annual Research Report

多様なひとり親家族の韓日比較-未婚・非婚・既婚の親子ジェンダー分析

Research Project

Project/Area Number 19510284
Research InstitutionKobe Shoin Women's University

Principal Investigator

竹田 美知  Kobe Shoin Women's University, 人間科学部, 教授 (00144634)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 岡部 千鶴  久留米信愛女学院短期大学, 情報社会学科, 教授 (90270066)
木脇 奈智子  羽衣国際大学, 人間生活学部, 准教授 (00280066)
上野 顕子  金城学院大学, 生活環境学部, 准教授 (20350952)
李 キョンウォン  岡山大学, 教育学部, 准教授 (90263425)
Keywordsひとり親 / 社会的価値観 / ジェンダー
Research Abstract

平成19年度は、4月から先行研究として文献調査を、さらに6月から8月にかけてひとり親に関する自治体調査及び施策を調査し検討した。また韓日の大学生に対するアンケート調査を6月から企画し、九州、近畿、東海、関東において7月に実施し、8月にデータ入力し9月から分析に入っている。調査は、2007年7月に九州、近畿、東海、東京の各大学に所属する大学生を対象として行った。回収数1377票、回収率は76.8%であった。回収回答票のうち、男性20.1%、女性79.9%であった。この調査では、第1に、未婚、非婚、離婚、死別のひとり親に対する家族イメージがどのようなものかを明らかに、第2に、これらのイメージの男女差を調べた。第3に、ひとり親に対す家族イメージを従属変数とし、個人化傾向、これまでのライフコース、将来のライフコースの設計、周囲の人のひとり親家族に対するイメージ、ジェンダー教育、家族に関する教育、マスコミのひとり親家族に対するイメージなどを独立変数として設定し、多変量解析を行った。この調査の結果から、世間のひとり親め家族イメージが、大学生自信のひとり親の家族イメージに大きく影響を及ぼしており、さらに性別役割分業意識や家族に関する教育の有無も大学生のひとり親イメージに影響を与えていた。10月から11月にかけて、同じ項目の韓国語訳調査票を配布して韓国の大学生調査を実施した。1605票、回収率は80.25%であった。回収回答票のうち、男性が54.8%、女性が45.2%であった。現在、韓園データの分析をすすめて、日本データを比較する予定である。

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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