2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19520006
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
荻原 理 Tohoku University, 大学院・文学研究科, 准教授 (00344630)
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Keywords | 哲学 / 倫理学 |
Research Abstract |
ヘレニズム倫理学に関する研究図書を選定・購入した。 4月23~27日、台湾にて「理性と徳-プラトン、エピクロス、マクダウェル」と題する一連の講演会(英語)を開催した(淡水の真理大学にて「ギリシア文明」、「エピクロスの生死観」、台北の台北大学にて「マクダウェルの倫理学」、台北の中国文化大学にて「プラトン『国家』第2巻冒頭における、兄弟の、ソクラテスへの挑戦」)。 6月2~6日、ギリシア、デルフィのデルフィ・センターにてシンポジウム「ソクラテス以前の哲学者とプラトン(チャールズ・カーンの名誉のために)」に参加し、「『ピレボス』における虚偽の快楽」と題する講演(英語)を行なった。 6月25日、ブリュッセル自由大学のスィルヴァン・デルコミネット氏を東北大学に招待し、「プラトンとヘレニズム倫理学」と題するシンポジウムを開催した。 9月12~13日、京都大学にてギリシア哲学における感情の問題について研究意見交換を行なった。 9月17~19日、イギリスのオクスフォード大学にてデイヴィド・セドリー、アレグザンダ・ネハマスらとギリシア倫理学について研究意見交換を行なった。 9月19日~翌年3月末、イギリスのケシブリジ大学にてエピクロス派倫理学・神学についてデイヴィド・セドリーらと研究意見交換を行ない、資料収集を行なった。 12月、共著『プラトン「ピレボス」(第8回シンポシウム・プラトニクムからの撰定論文集)』をAcadenia Verlag社より刊行した。 2月12日、アイルランド、ダブリンのトリニティ・コレジにて講演「エルの神話のある字義的解釈」(英語)を行なった。 3月8日、ケンブリジ大学古典学科、Bクラブにて「虚偽の快楽」と題する講演を行なった(6月の版より大幅に改訂されている)。 3月23日、イギリスのエクセター大学にて「虚偽の快楽」と題する講演を行なった(3月8日の版より改訂されている)。 エピクロス派倫理学の著書の刊行の準備を進めている。
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Research Products
(9 results)
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[Journal Article]2009
Author(s)
John Dillon, Luc Brisson 編, Dorothea Frede, Satoshi Ogihara, ほか
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Journal Title
Plato's Philebus : Papers from the Eighth Symposium Platonicum(Academia Verlag)
Pages: 215-220
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