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2007 Fiscal Year Annual Research Report

日本19世紀版画史の再構築

Research Project

Project/Area Number 19520117
Research InstitutionKyoto University of Art and Design

Principal Investigator

菅原 真弓  Kyoto University of Art and Design, 芸術学部, 専任講師 (10449556)

Keywords美術史 / 日本 / 版画 / 浮世絵 / 19世紀
Research Abstract

研究初年度にあたる平成19年度は、まずこれまでに収集した文献資料の不足を確認し、また基礎資料の検索や探索を行い、基礎資料の収集を網羅的に行なうことを最初の目標とした。
学習院大学図書館、早稲田大学中央図書館及び文学部図書館、国立国会図書館、東京都立中央図書館等における文献調査を中心に行なった。研究題目については、研究の蓄積が薄く、基礎資料(明治期刊行の文献資料、新聞、雑誌)等調査が不可欠であるためである。このうち、たとえば新聞、雑誌等については、資料であると同時に、本研究においては研究対象とする作品でもあるため、単なる閲覧や複写にとどまらず、資料写真の撮影などを積極的に行なった。またこれらの資料については、未だ目録化されていないため、これをデータベースとして利用できる形に構築を進めた(継続中)。
また作品に即しては、主に幕末明治期にかけて刊行された作品資料の閲覧および調査を行なった。特に19年度は、上記の資料収集に伴う形で、明治期に刊行された新聞、雑誌などの調査を中心に行なうこととなった。資料の所在としては、新聞博物館、明治新聞雑誌文庫などでの閲覧、調査を行なった。また当該時期の特殊な形態の新聞「新聞錦絵」について調査を行なった。
さらにこれまでの自身の研究蓄積としてある、作品調査のデータなどをまとめた。紙ベースの資料であったものを、PC上でのデータベースとして構築し、またポジフィルムとして保存していた調査写真を整理、デジタル画像化を行なった(20年度も継続予定)。

  • Research Products

    (3 results)

All 2008 2007

All Journal Article (1 results) (of which Peer Reviewed: 1 results) Presentation (1 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 小林清親の光と広重受容2007

    • Author(s)
      菅原 真弓
    • Journal Title

      GENESIS(京都造形芸術大学研究紀要) 11

      Pages: 73-89

    • Peer Reviewed
  • [Presentation] 小林清親の広重受容2007

    • Author(s)
      菅原 真弓
    • Organizer
      美術史学会(第六十回美術史学会全国大会)
    • Year and Date
      2007-05-27
  • [Book] 続幕末明治の画家たち(校了、分担執筆。「月岡芳年-幻想の中の江戸へ」)2008

    • Author(s)
      菅原 真弓
    • Total Pages
      36
    • Publisher
      ぺりかん社(予定)

URL: 

Published: 2010-02-04   Modified: 2016-04-21  

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