2007 Fiscal Year Annual Research Report
中世後期内陸地域における真言宗寺院の学問状況についての基礎的研究
Project/Area Number |
19520147
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Research Institution | Shinshu University |
Principal Investigator |
渡邉 匡一 Shinshu University, 人文学部, 准教授 (40306098)
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Keywords | 仏法紹隆寺 / 宝聚院 / 新義真言宗 |
Research Abstract |
1.書物の画像データ収集の機器を整備:書物の画像データ収集のために、高精度のデジタル一眼レフカメラ、スキャナを購入した。また、画像の取得・管理用に、容量が大きく持ち運びが可能なパソコンを購入した。 2.調査・研究上不可欠な図書の購入:調査・研究を進めていく上で必要不可欠な真言宗関係図書を購入した。 3.仏法紹隆寺(長野県諏訪市)所蔵典籍の調査・研究:仏法紹隆寺所蔵典籍の調査を、4月14・15日、5月12・13日、6月9・10日、7月7・8日、9月6・7日、10月13・14日、11月17、18日、12月15・16日、1月12・13日、2月9・10日、3月8・9日に行い、2731点の書誌カードを取り終わった。また、仮番号0001〜0200までの書誌データを見直し作業と併せてパソコンに打ち込んだ。さらに、スキャナによって、『歌行詩』、『沙石集』などの画像データを収集した。 4.宝聚院(福島県いわき市)所蔵典籍の調査・研究:宝聚院所蔵典籍の調査を、4月7・8日、5月3〜5日、7月14・15日、9月1・2日、11月2〜4日、3月1・2日に調査を行い、仮番号1500までの書誌データを見直し作業と併せてパソコンに打ち込んだ。また、『二十四帖』などの画像データを収集した。さらに、6月9・10日、8月1〜5日、10月5〜7日、2月2・3日に如来寺(福島県いわき市)において、真言宗関係資料の調査を行った。 5.能延寺(栃木県宇都宮市)所蔵典籍の調査・研究:能延寺所蔵典籍の確認作業を行った。
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