2008 Fiscal Year Final Research Report
A Computer-assisted Quantitative Comparison of the Editions of Chaucer's Boece
Project/Area Number |
19520234
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
ヨーロッパ語系文学
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
JIMURA Akiyuki Hiroshima University, 大学院・文学研究科, 教授 (00131409)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MATSUO Masatsugu 広島大学, 平和科学研究センター, 教授 (40106787)
NAKAO Yoshiyuki 広島大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (10136153)
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Project Period (FY) |
2007 – 2008
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Keywords | チョーサー / 『ボエス』 / 諸刊本 / コンピュータ / 計量的比較 / Benson版 / Robinson版 / Skeat版 |
Research Abstract |
チョーサー(Geoffrey Chaucer)の『ボエス』(Boece)諸刊本のテクストデータ入力を行い、その共通点・相違点について包括的に整理するという研究計画に基づき、本研究課題を実践した。整理のためにパーソナル・コンピュータ(以下パソコンと略す)を利用し、下記のように研究を進めた (1) Benson版(The Riverside Chaucer(Boston : Houghton Mifflin, 1987)),(2) Robinson 版(The Works of Geoffrey Chaucer(Boston : Houghton Mifflin, 1957)),(3) Skeat版(The Works of GeoffreyChaucer,(Oxford : At the Clarendon Press, 1894^1, 1900^2, 1963))のテクストデータを比較分析するために、各編集テクストの入力を終了した。それぞれのテクストが容易に比較できるようにパソコンでテクスト処理をした。つまり、各テクストの顕著な特徴をパソコンによって十分に把握することを可能にするために、まず各行が対応しているテクストを作成し、前研究(コンピュータによるチョーサーの『薔薇物語』諸刊本の計量的比較)で開発済みのテクスト比較プログラムによって一覧表を作成するところまで漕ぎ着けた。 各テクストを行単位で出力し、単語が共通するところと違うところが一目で把握できるような冊子とアルファベット順に並べた語彙のインデックスを、平成20年度に作成した。
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Research Products
(13 results)
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[Book]2008
Author(s)
水田英美、山代宏道、中尾佳行、地村彰之
Total Pages
185
Publisher
原野昇『中世ヨーロッパにおける笑い』渓水社
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[Book]2007
Author(s)
水田英美、山代宏道、中尾佳行、地村彰之
Total Pages
189
Publisher
原野昇『中世ヨーロッパにおける女と男』渓水社
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