2009 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
19520395
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
渋谷 勝己 Osaka University, 大学院・文学研究科, 教授 (90206152)
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Keywords | 方言方法 / 文末詞 / 山形市方言 / 記述 |
Research Abstract |
本年度は、以下の作業を行った。 (a)個々の文法項目の記述 昨年度に引き続き、山形市において臨地調査を行い、疑問文および疑問文と共起する文末詞ガ・ヤ、引用・伝聞の文末詞テとドの記述を行った。いずれも先行研究がなく、学界に新たな知見をもたらすはずである。 (b) 談話データの収集と文字化 昨年度に引き続き、山形市生え抜きの高年層2名による自然談話を収録し、一部文字化を行った。当該方言のデータの蓄積に寄与する。 (c) 理想的な文法記述の追究 引き続き、世界各地の言語を記述した文法書や類型論関係の著書・論文をレビューし、その取り上げた言語項目の範囲、構成と内容、データの質・量・提示方法などについて整理した。本研究分野の今後の活性化に寄与するものと思われる。 (d) 3年間の研究のまとめとしての研究成果報告書の刊行 本研究期間に公刊した論文、行った口頭発表等を集成して、研究成果報告書を刊行した。
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Research Products
(2 results)