2008 Fiscal Year Annual Research Report
英語スピーチ術のマルチモーダル諸相の自動抽出とその知識データベース化
Project/Area Number |
19520485
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
堀内 裕晃 Shizuoka University, 情報学部, 教授 (40221569)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
淺間 正通 静岡大学, 情報学部, 教授 (60262797)
桐山 伸也 静岡大学, 情報学部, 助教 (20345804)
杉山 岳弘 静岡大学, 情報学部, 准教授 (70293595)
竹林 洋一 静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授 (10345803)
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Keywords | 英語スピーチ術 / マルチモーダル諸相 / 情報技術研究 / 自動抽出 / 知識データベース |
Research Abstract |
本年度は、3ヵ年の研究計画の2年目にあたり、昨年度の研究をさらに充実・発展させた。研究代表者の堀内裕晃と研究分担者の淺間正通は、引き続き英語スピーチ、インタビュー、ディベートを中心に、語彙・構文の分析、考察、特徴づけを行った。研究分担者の桐山伸也は、引き続き韻律的特徴の半自動抽出ルールの検討を、研究分担者の杉山岳弘は、身体言語特徴の半自動抽出ルールとマルチモーダル知識データベース化の検討を行った。また、研究分担者の竹林洋一は、マルチモーダル知識コンテンツのインターフェイスと内部構造記述に関する検討を行った。昨年度は、Marvin Minsky氏(MIT教授)のスピーチとWinston Churchillのスピーチ、インタビューの中で、特徴的に用いられている語彙・構文の抽出と分析・考察、それらの韻律的特徴の分析・考察、および、その場面の身体言語特徴との相関性に関する考察を行ったが、今年度はさらに数名の英語のネイティブスピーカーの対話や発話の語彙・構文的特徴の分析と考察を行い、量的・質的充実を図った。とりわけ、今年度追加された対話や発話においては、語彙や構文が状況・コンテクストの中でどのような機能的な役割をしているか、ということを中心に考察した。次年度は本研究の最終年度となるので、スピーチ、インタビュー、ディベート等の分析・考察のさらなる量的・質的充実を図る、と同時に、知識データベース化とマルチモーダル知識コンテンツ制作のための情報技術のさらなる研究・開発を行い、知識データベース構築とそれを実装するマルチモーダル知識コンテンツの制作を実現することを研究の目標とする。
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