2008 Fiscal Year Annual Research Report
日本の外国語教育改革:韓国の第七次教育改革と欧州言語共通参照枠を中心に
Project/Area Number |
19520496
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
樋口 晶彦 Kagoshima University, 教育学部, 教授 (20189765)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ROBERT Fouser 鹿児島大学, 教育センター, 准教授 (00278483)
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Keywords | 米国の外国語教育政策 / アメリカ応用言語学センター / 韓国初等学校英語教育の現状 / 北米のイマージョン教育 / 加藤学園イマージョン教育 / Bilingual Education / EUの外国語教育政策 / CEFR |
Research Abstract |
・米国の外国語教育政策研究のために、7月29日-9月8日までUniversity of Marylandにおいて資料収集、文献研究、論文執筆を行った。その間、Washington D.Cのアメリカ応用言語学センターにおけるDirector Dr.Donna Christian氏との2時間ほどのインタビューを実施した。外国語教育政策に関する論文、資料も頂いた。 ・論文2編を提出して、9月中旬にはJACET大学英語教育学会全国大会(早稲田大学)において前年度に実地調査した「韓国初等学校英語教育」に関する口頭発表を行った。 ・10月14日-10月20日までMinnesota州のSt.Paul市において開催されたイマージョン教育国際学会に出席した。そこでDr.Myrian Mett氏とのインタビューを通してイマージョン教育の諸問題、可能性などを聞き出すことが出来た。さらにイマージョン教育に関して同学会の分科会、全大会において貴重な発表録音、資料の収集ができた。 ・12月5日-7日まで、ソウル大学での韓国応用言語学会に参加した。Dr.Park Mae-ran氏から韓国イマージョン教育の研究開発は大変貴重な情報であった。 ・2月9日-11日まで東京British Councilでの資料、文献収集,静岡の加藤学園のイマージョン教育、Bilingual Educationの授業を視察した。Dr.Bostwic氏との再会を通じて出来たことは今後のイマージョン教育研究への大きな一歩となった。 上記のような積極的な活動を通して、二年目の研究を終えた。EUの外国語教育政策,CEFRを含めてまだまだ取り残した部分は少なくないので新たに科研費の申請を行った。
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Research Products
(3 results)