2008 Fiscal Year Annual Research Report
北米式TESOLを通して日本の若手研究者を育成する:可能性と課題
Project/Area Number |
19520506
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Research Institution | Sophia University |
Principal Investigator |
坂本 光代 Sophia University, 外国語学部・英語学科, 准教授 (30439335)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 研作 上智大学, 外国語学部, 教授 (80053718)
渡部 良典 上智大学, 外国語学部, 教授 (20167183)
和泉 伸一 上智大学, 外国語学部, 准教授 (10327877)
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Keywords | 英語教育 / 大学院教育 / アクションリサーチ / 応用言語学 / TESOL |
Research Abstract |
平成20年8月には、本校教員2名と院生2名を含む4名で、ドイツ国エッセン市で開催された国際応用言語学学会にて、シンポジウムを行った(吉田教授、和泉准教授は日程の都合で参加が実現せず、論文は代読された)。我が分野では主要な国際学会であり、それに教員らと参加し、著名な学者と交流を持つことで院生らが研究士気を高め、国際舞台で活躍する日本人学者としての在り方を学んでもらえたように思う。初年度同様、院生によるワークショップ(修論執筆について&教職を視野に入れた就職活動について)も前期、後期と2回開催した。なお、初年度に引き続き院生の学会参加を促すべく、学会参加費補助制度も提供した。12月には、修士課程2年生の修士論文発表会(Thesis Symposium)も開催した。また、GTRAの学生が編集に携わり、院生論文集Sophia TESOL Forum:Working Papers in TESOLが刊行された。年度末には、英語教授法プログラムを学生に評価してもらうべく、アンケートを作成、実施し、14名から回答があった。それによると本研究の一環として提供されているGTRA制度を高く評価してくれる学生がいる一方、後期課程在学者など、大勢の学生を支援するプログラムでないため、プログラムを拡大してほしいという要求があった。今後の課題として、検討していきたい。
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