2007 Fiscal Year Annual Research Report
自ら学ぶ姿勢を育てる小学校英語活動のための授業モデル構築
Project/Area Number |
19520525
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
大和 隆介 Kyoto Sangyo University, 外国語学部, 教授 (60298370)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 隆 椙山女学園大学, 文化情報学部, 教授 (30204978)
尾関 直子 明治大学, 経営学部, 教授 (00259318)
津田 ひろみ 秋草短期大学, 幼児教育学科, 講師 (70449974)
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Keywords | 小学校英語活動 / 学習ストラテジー / 自律学習 |
Research Abstract |
平成19年度は、(1)パイロット授業実践と効果の検証、(2)小学校英語活動における学習ストラテジーの実態調査を行い、これらの実践・調査から得られた知見を土台とし、平成20年度の本研究に向けて、学習ストラテジー指導を取り入れた英語活動における指導方法の精微化を図った。 I.(1)に関して パイロット授業実践校:京都市立七条第三小学校の6年生2クラス 授業期間:平成19年度10月〜2月からの10回の授業)授業者:本研究の参加者全員 授業の指導方針:実践指導においては、京都市教育研究センター作成の指導案をベースとして、メタ認知ストラテジーを重視したJACET学習ストラテジー研究会(2006)の指導モデルに沿ったパイロット授業を小学生の実態に合わせて日本語を適宜用いて行った。 授業の標準的進め方: A:あいさつ&自己紹介B:導入:オリジナル教材である学習ジャーナルを活用(1.本時の活動・目的の紹介→2.マイゴールの提示と選択)C:活動(提示した目標を意識した活動をレッスンに組み込むようにする)D:まとめ(学習ジャーナルの振り返り選択評価は時間内に必ず行う。記述評価は、授業中もしくは学活の際に記入してもらい、次回までにコメントをつけて児童に返却する。) II.(2)に関して 目的:小学生が英語活動に対する学習意欲や学習ストラテジーに対する使用認識等について調査し、学習ストラテジー指導を取り入れた指導法確立のための基礎データを収集した。 方法:授業観察(ビデオ収録含む)と質問紙調査 調査実施校: (a)授業観察:東京、名古屋、京都より数校を選定し、5年生、6年生の通常授業を観察し記録した。 (b)質問紙調査:東京、名古屋、京都から、5年生、6年生を対象に調査し、各地区100〜200名のデータを収集した。 以上の研究内容を学会発表(1件)し、論文として学会紀要に1編投稿した。
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