2008 Fiscal Year Annual Research Report
知的財産分野におけるESPの教授法および教材開発に関する基礎研究
Project/Area Number |
19520528
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Research Institution | Osaka Institute of Technology |
Principal Investigator |
井村 誠 Osaka Institute of Technology, 知的財産学部, 教授 (60351459)
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Keywords | ESP / コラボレーション / 知的財産英語 |
Research Abstract |
1) ニーズ分析に基づくCan-Do Listの策定 知的財産にかかわる職業には、弁理士をはじめ、特許事務所の職員、企業の知的財産部門の社員、特許翻訳者などがある。これらの職場で実際にどのような英語の能力が求められているのかを、アンケート調査を通じて明らかにし、学習項目として整理した上で、到達度別のCan-Do Listを策定した。 2) 知的財産分野の英語のジャンル分析とコーパス研究 英文特許明細書をもとにジャンル・コーパスを作成し、その言語的特徴を明らかにするための検索プログラムを開発した。また判例レヴューや特許明細書などのジャンル・テキストを談話分析および英語教育学の観点から分析した。さらに、知的財産分野の基本的な解説書(英文)を電子テキスト化し、知的財産分野に特化した語彙のパイロット調査を行った。 3) フィールド調査による素材収集と教材開発 ワシントン大学ロースクールおよび米国特許事務所、米国特許商標局に赴き、アカデミックな側面とプロフェッショナルな側面の両面から、知的財産分野で用いられている英語のリソースを収集した。なお収集した映像資料・音声資料・文字資料は、それぞれ教材として利用すべく、編集作業を進めている。 4) 「知的財産英語」のカリキュラム開発 現在大阪工業大学知的財産学部では、専門基礎科目として「知的財産英語基礎」「知的財産英語応用」「ビジネス英語」の3科目を提供しているが、これらの科目を中心に本研究プロジェクトの成果を反映させるべく、カリキュラムの開発を進めている。
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Research Products
(7 results)